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2006年6月 1日 (木)

超オタク話9

 前回のオタク話で取り上げたリメイク版妖怪人間ベムの録画を第1話から見せていただく事が出来たので、とりあえず第5話まで見てみた。
 第1印象では前作と比べてちょっとモダンでソフトホラーな感じがした。特に妖怪におそわれる人たちの恐怖の顔が、楳津かずおの恐怖マンガに出てくるような感じの驚き方で、思わず笑いが入ってしまった。出てくる相手も前作のように怨霊とか死霊とか悪霊のような放送コードに引っかかりそうなややこしいのは登場せず、いわゆるスタンダードな妖怪が登場するようである。(ワームとかハーピーとかデュラハンと言った西洋の妖怪が登場する)
 さて、主役の妖怪人間3匹、基本的デザインは全く変わっていないが、作画が格段に違う。特に妖怪への変身シーンは、前作を遙かに超えている。
(まあ、前作は昭和43年だから仕方がないのだけれど・・・)
 性格的にはベムは相変わらずまじめなのだが、昔はもっと浮世離れしていたのに、新聞を読んだりなんかしてえらく変わったものだ。まあ、前作の舞台は中世ヨーロッパという感じだったから新聞なんて無かっただろうが。
(声優さんは二枚目声優の大御所、井上和彦さんである。(有名作品はタッチの新田役)ちなみに先代ベムはルパン3世の次元大介で有名な小林清志さんだったが、あの渋い声に負けず劣らずの渋さである。)
 ベラは、ちょっと家庭的になったというのか、一言で言えばちょっと変なヤンママという感じである。前作のベラよりはかなり女性的で、子供に対しては母性本能をくすぐられたりするようだ。まあ、相変わらず女王様チックなところは変わってはいないが。ただ、第1話で住む家を不動産屋に探しに行ったり、財布を出したり、テレビを拾ってきたり、前作のベラが見たらあまりの生活臭さに卒倒しそうな感じもする。
(声優さんは山像(やまがた)かおりさんと言う方だそうだ、結構声優オタクの私だがあまり名前をお聞きしない。どうやら主に洋画の吹き替えをされておられるようである。(Wikipediaより)なんというか声がベラのイメージにぴったりである。)
 一番変わらないのはベロである。無邪気で友達をほしがる所など前作と全く同じだ。で、今回は一つの町に長くいるという設定になっているので、第1話で登場した日向雲英(ひゅうがきら)という女の子や(彼女はベロの正体を知っても友達になってくれているとても奇特な子である。)他の子供達と関わりを持ち始めている。その点については今作のベロは幸せかも知れない。
(声優さんは新人の洞内愛嬢。前述の井上和彦さんの主宰する劇団の弟子だそうだ。ちなみに前作のベロの声は初代鉄腕アトムの声を演じた清水マリさんである。)
 まあ、今度は人間に化けているときは指が5本なので、そうそう後ろ指を指されることはないだろう。妖怪の姿になっても(ベロの言葉によると人間の姿の時は、妖怪本来の姿の時の3分の1しか力が出ないそうだ。)前作で感じたおどろおどろしさは感じない。それに、前作と違って姿を消すこともないし壁をすり抜けることもない。レベル的にはショッカーの怪人とたいして変わらないのではないだろうか。
(ショッカーの怪人だって化けていた人間から怪人にもどったりしていたものである。)
 と言うわけで、今回のリメイク版は前作を知る我らオッサン世代からすれば、少し物足りない感じがするのは否めない。恐怖度が格段にレベルダウンしているからである。だが、前作の根底にあった崇高なる精神は受け継がれているような感じがする。現代テイストにアレンジし直され恐怖度は減ったものの、内容的には合格点をあげてもいいのではないかというのが私の現在の心境である。

追伸:ちなみに先代ベムの小林清志さんは、かのさいとうたかお先生原作の特撮超人バロム1に主人公の一人(太い方)の父親役で顔出ししているのをご存知の方は少ないだろうか。
 あと、今ふと疑問に思ったのだが、ベラが第1話で財布を持っていたという事を書いたが、妖怪になった時、その財布はどうなっているのだろうか。不思議である。

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コメント

”はし休め”の楽天に2勝1敗で、ちょっと複雑な心境ではあるが、またもやレスします。変身後のサイフの件であるがよくよく考えると昔のアニメヒーローは変身するとき人間の姿の時の服や所持品はどうなっているのだろうかと疑問を抱かせるものが多い。その最たるものはデビルマンの不動明である。たしか服が超人ハルクよろしくびりびりに切り裂かれて強大化する。確か黄色いTシャツとGパンだったような。あと革靴。ベルトも確かついていてそれでクラスメイトのインテリ君をシバキ上げているシーンがあった。キューティ・ハニーもそうだったかな?原作者の永井豪氏はけっこうハチャメチャな設定であったはず。ああ、メルモちゃんも赤と青のキャンディで色々変身しよったなあ。。

投稿: 明石阪神ファン | 2006年6月 2日 (金) 00時09分

 おお、明石阪神ファンくん。昨日は本当にJFKがきっちりと押さえてくれて本当によかった。久保田も一昨日の汚名を返上や。勝利の方程式復活で阪神も安泰やな。
(井川がもう一つぴりっとせんのやけど・・)
 ところでコメントの件つっこましてもらうけど、キューティハニーは服なんか空中元素固定装置で一発作成するから問題ないんやで。しかしそんな装置があったらドラえもんのどこでもドア以上に欲しくなるわ多分。
デビルマンはおそらくよくパロディーになるが、もしかしたらちぎれた服を拾って魔力かなんかで再生していたりして。そう言えば北斗の拳のケンシロウもシャツを破いてしまうが
(上着は画面上よく見ると脱げてしまうみたいなので無事なんやろう。)
あの物資の乏しい時代にそんな無駄なことをしていては真の世紀末救世主とは言えんのやないやろうか。それか、もしかしてシャツは悪いやつの物資を頂戴して調達していたりして。

投稿: タカくん | 2006年6月 2日 (金) 13時50分

ところで、私も最近になって知ったのだがキング・ジョーが暴れたウルトラセブンのエピソードで芦屋市役所とそのすぐ近くにある教会がロケ地として作品に登場しているのは知っていたかい?神戸のポートタワーは有名だが芦屋市役所とは恐れ入ったわ。。。

投稿: 明石阪神ファン | 2006年6月 4日 (日) 20時52分

 そうやったんや! あのストーリーは前後編だったと思う。タイトルは確か
「ウルトラ警備隊西へ。」
だったかな。
 富士山の裾野青木ヶ原樹海から西へと言うことなので、関西地方かなと言うことなんやけど、まさかそんなローカルなところがロケ地になっていたとは! まさか、ウルトラセブンとキング・ジョーが戦闘した港は、神戸港? まあ、芦屋も関西の白銀台と並ぶ「アシヤレーヌ」の生息するハイソな地域やからな。その外れに住んでいる私と、以前住んでいた明石阪神ファン君は共にセレブの予備軍やで。
追伸:ついに巨人に首位を明け渡してしまったが、すぐに取り返してくれるやろうと期待しているで。

投稿: タカくん | 2006年6月 4日 (日) 21時42分

こんにちは、北斗ファンから厳密に言うと『北斗百烈拳』はザコキャラ相手には必殺技であるが、2代前の伝承者霞拳志郎の時は劉宗武・西斗月拳のヤサカには交わされた。特に北斗は西斗の亜流にすぎないので、ヤサカは完璧に見切った。ケンシロウの名は霞拳志郎から貰ったもの。ケンシロウの場合、サウザーに最も破壊力を持つ秘孔『人中極』を突いても、効かなかった。また、北斗神拳究極奥義『無想転生』はカイオウに『ならば、その無ごと消してやろう!』と言われ、ケンシロウは半殺しにされた。無想転生を極めた北斗の伝承者はいないと『師父リュウケン』が言っていたが、リュウケン(元:霞羅門)の兄霞拳志郎は既に極めていた。更に北斗神拳最強の技『蒼龍天羅』を極めていた。ゆえに北斗神拳第64代正統継承者ケンシロウは北斗2000年の中で最強の伝承者ではなかった。南斗六聖・元斗・西斗の継承者には百烈拳は効かず、それを上回る奥義を尽くさねばならない。劇場版北斗の拳のラオウの声は似合わなすぎる。安部ひろしはまぁまぁと言った所。

投稿: イーグルボーイ | 2011年4月19日 (火) 11時51分

 イーグルさん。ご無沙汰です~ 詳細な解説有難うございました。
 まあ、ケンシロウと霞拳志郎との関係はマジンガーZとグレートマジンガーの関係にあると思うのです。北斗の拳より蒼天の拳の方が後から発表された作品ですから、後に出た霞拳志郎の方が強いのは当然の帰結。後出しじゃんけんの理論ですな。
 おっと、夢のない話をしてしまってすみません。
 追伸:宇梶剛士のラオウの件ですが、宇梶さんは確かにすごみのきいた声を出されますが、それ以上に大御所内海賢二さんのラオウの声の演技が嵌りすぎていたのが似合わない理由の一つだと考えますね。

投稿: タカくん | 2011年4月19日 (火) 14時42分

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