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2006年5月26日 (金)

合格講座(民法4)2ターン目

 今日は合格講座民法2ターン目の4回目だった。内容は表見代理の残りと、条件・期限、最後に時効で民法総則を終了し、いよいよ物権法に入る。講義的にはゆっくり解説するところ、すばやく流すところとメリハリの効いた講義だった。ただ、講師が連日の激務で精神的にお疲れのようだった。
(先生、無理だとは思いますが一日オフの日を作って体を休めましょう。)
 そして、私も今週はいろいろとあって、今日の講義は久々に意識が途切れてしまった。実はあさって28日に私的なことで一大イベントの手駒として駆り出されることが予定されており、今週の初めからそれの準備段階として種々の野暮用であちらこちらに外出しまくっていたのである。(勿論明日も然りである。)まあ28日を過ぎれば楽にはなると思うが、今週はとてもしんどかった。
 さて話は変わるが、今回物権法に入ったわけだが、初手から来るのは物件の性質だ。物権は物に対する絶対的・排他的な支配権であることは言うまでもない。そのため物件に対する支配権が侵奪及び侵害された場合はそれに対抗することができる。それを称して物権的請求権というが、これは民法上明文の規定がない。では、なぜそういった権利が認められるのかは、占有訴権(民法197条以下に規定がある)にその根拠を求めるものである。
 民法上占有権とは物件において事実状態に基づいて認められる物権として規定されたものである。
 平たく言えば、不良中学生が駅前にある自転車を盗んで乗り回している場合、彼は盗んだ自転車の所有権は当然もってはいないが、所有の意思を持ってその自転車を所持すればその不良中学生は当該自転車に対して占有権を所持していると言える。つまりドロボーするようなやつにも認められるものすごくいい加減な権利なのだが、この占有権が侵された場合、次の3つの権利が発生する。それが占有訴権である。

  占有回収の訴え(200条) なんと盗んだ自転車がさらに盗まれようとする場合、不良中学生は俺に返せと言える。
  占有保持の訴え(198条) 同じく盗んだ自転車に人が乗っていた場合、不良中学生は自転車から離れろと言える
  占有保全の訴え(199条) 人によって盗んだ自転車に何らかの危害が加えられそうになった場合、不良中学生は、自転車に近寄るなと言える。

 つまり泥棒した自転車の(事実上の)持ち主の不良中学生にすら上記のような権利が認められているのだから、物に対して真の支配権を持っている(これを称して本権と呼ぶ)真正な所有者に対して物権的請求権を認めないわけにはいかないというのが現在の通説であるとの事だ。したがって、

   占有回収の訴えに対して 物権的返還請求権
   占有保持の訴えに対して 物権的妨害排除請求権
   占有保全の訴えに対して 物権的妨害予防請求権

と言う3つの権利が認められるのである。

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コメント

今日も内容の濃い授業でしたね。正直2ターン目は行くのやめようかなと考えたりもしてましたが、1ターン目でやってない論点があるのでやっぱり行ってよかったです。法検国2で、なぜそうなるか理由が分からなかった問題がスッキリ解決しましたし。信者さん時間あるなら出とくべきですよ。信者さんはゼミですでに教わった問題かもしれませんが。

投稿: ヒロりん | 2006年5月27日 (土) 08時16分

 ヒロりんさん、こんばんはです。本当に2ターン目は前回と微妙に解説の内容が違ったりして、本当に生講義というものは「生きて」いるんだなと感じます。まあ、信者さんには信者さんなりの勉強のやり方があると思いますので、方法こそ異なれ合格できるように、みんなで頑張っていきたいものですね。

投稿: タカくん | 2006年5月27日 (土) 22時37分

  ありがとうございます!

  今日ゼミで、法検ゼミの講義内容について

  質問したところ、試験委員に合わせた講義に

  なるということです。問題も厳選するという

  ことです。

   2ターン目の講義ついてですが、講義内容

  も少し変えていると、聞きました。ですが、

  このまま進んで行こうと思っています。

  試験委員の発表があれば、講義に行きます。


  ヒロりんさん・タカくんさんありがとう

  ございます。クラッシュしてやりますよ!

  

  

投稿: 信者 | 2006年5月27日 (土) 22時49分

おはようございます。確か今日は一大イベントの日ですね!今週はそのご準備でたいへんお忙しかったとか。ご成功をお祈り致します。ではまた!

投稿: madam-y | 2006年5月28日 (日) 07時50分

信者さん、今晩は。ブログ掲載の理由にて返しコメントが遅くなりました。申し訳ありません。先ほどヒロりんさんからのメール見させていただきました。話の内容からすると、第1回目の答練は超基礎中の基礎ばかりだと言うことですね。うわー。点数取れるかな・・・

投稿: タカくん | 2006年5月28日 (日) 22時40分

 madam-yさん、こんばんは。コメントの返しが遅くなりました。申し訳ありません。
 私的一大イベントは無事滞りなく終了いたしました。私は大きな機械の中の歯車の一部のような役務でしたが、みんなの力を結集してひとつのことを成し遂げるのは、本当に気持ちのいいものです。とりあえずヘロヘロ状態で家に帰ってきましたが、明日からはまた勉強がんばろうと思います。

投稿: タカくん | 2006年5月28日 (日) 22時52分

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