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2006年4月14日 (金)

合格講座(憲法1)

 さていよいよ、待ちに待った合格講座憲法の講義2ターン目が開講である。民法より今回の合格講座に参加した私にとっては、主要三法の一つである憲法は重要な講義である。講師も冒頭や講義中に、
 「今回新課程第1回目の憲法は今までとは格が違います。」
とおっしゃっている。
 でも私のすかすかの脳細胞は、あまりにも細かい話に拒否反応を示し、主の私の気合いもそっちのけで、一時停止をした。(名探偵エルキュール・ポワロの灰色の脳細胞のような結構な物ではないから仕方がないが。)
反省である。

 さてそんな憲法だが、2000年までの行政書士試験であれば憲法は満点取って当たり前、条文の丸暗記で対処可能であった。2000年に試験委員が行政書士資格者である実務家レベルから、有名大学法科大学院の教授に代わったとたん、条文の中身を問う傾向に変わった。それでもその教授はまだ本気を出してはいなかった。翌年より新課程に移行する事が発表された2005年度試験において、ついにその教授は問題レベルを急激に上昇させた。
 条文判例丸暗記の人を落とす超マニアック問題により、憲法は満点を取る物だという神話に近い内容を信じていた人はことごとく玉砕した。そして、今回2006年度はその教授が試験委員を続投するなら、フルパワーに近い状態で我々に向かってくるのである。
 彼は学者である。法理論は研究しても、行政書士の実務などやったことはない。また彼は日本の最高学府と言われた大学の、憲法研究の神様と言われた方のお弟子さんである。そんなお方の繰り出すRPGのラスボス、桃太郎電鉄のギーガボンビーのような情け容赦のない超マニアック問題は我々の驚異となるだろう。
 ただ、彼も雇われている試験委員であり、合格率を0%にするわけには行かないので、単なるラスボスや、リセットキャラである。故に攻略法は存在する。ゲーム同様我々の試験に対するレベルを上げればよい。地道に基礎理解。丸暗記ではない立法趣旨理解。これが憲法で失点しない(満点は取れない。)方法であると講師はおっしゃる。

 講義中に憲法の判例問題についての傾向と対策を教えて頂いた。行数の都合があるので、一番短い判例問題について講師の言われた内容を記載しておこう。

 塩見訴訟(最高裁判例 平成元年三月二日)
 争点:定住外国人に障害福祉年金受給権は認められるか
 判旨:社会保障上の施策において在留外国人をどのように処遇するかについては、特別の条約のない限り、立法府の裁量の範囲内に属する。

 1999年以前の問題なら、判旨の結論がそのまま、正誤の判断の基準となっているが、今後は、このような選択肢となるであろうとのことである。

 社会保障上の施策において在留外国人をどのように処遇するかについては、すべて立法府の裁量の範囲内に属すると言うのが最高裁判所の判例である。

 さて、どうであろうか? あの試験の中での緊張状態でこのトラップに引っかからないという自信は今の私にはない。

 追伸:本文とは全然関係ない話だが、またまた変なところからトラックバックが来たので、どこかなと思っていたら、以前Winnyについて投稿した記事に、検索エンジンのサイトが、「国税 画像 流出」のキーワードで19件中16位(あまりメジャーな順位ではないが)にランクインしたと言うことで記事にトラックバックして来たようだった。
 未だにあのエロ元国税調査官君の件で調べているやつがいるのかと思うと、彼の親戚の方はいたたまれないだろうなと思う。(出身大学も氏名もさらされている・・・)

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コメント

おはようございます。「心の葛藤」がネタでよかったです。まじめにすごーく真面目な方だったんだわっ、とびっくりしましたよ(^^)!
憲法の件、以前私のブログにもコメントを頂きましたが、本当に手ごわい相手ですね。文章の表面だけをさらっと読んでしまったら、全部正解票を投じそうです。私の頭からはもう憲法は遠い昔の彼方に飛んでいってしまっていますが、こちらのブログで思い出し作業をさせていただこうかな、と思います。
それにしても、トラックバック、いろいろありますね~。

投稿: madam-y | 2006年4月15日 (土) 07時34分

 madam-yさん今晩は。今日は一日雨でうっとうしかったです。まあ、梅雨のようにじめ
じめしていないのがせめてもの救いですが。
 ところで・・・
>おはようございます。「心の葛藤」がネタ>でよかったです。まじめにすごーく真面目>な方だったんだわっ、とびっくりしました>よ(^^)!
 
 ・・・すみません。実は意外と不真面目なんです。
(まじめにふまじめかいけつゾロリのようなタカくんです。)
 でも最低押さえるところはしっかり押さえていこうと思います。特に、このようなお互いの顔の見えにくいネットでのやりとりは、ともすると知らないうちに相手の心を傷つけていることが多いので、一応投稿の際には配慮しているつもりです。今後とも、実は不真面目なタカくんをキライにならずに末永くお付き合いの程お願いします。

投稿: タカくん | 2006年4月15日 (土) 19時48分

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