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2006年4月 4日 (火)

合格講座(商法・基礎法学3)

 今日は、合格講座、商法・基礎法学の3回目株式会社の組織が講義内容であった。今回で商法は終了し、次回は基礎法学の講義になる予定だったが、残り2回分の講義の内容に対する講師のスタンスから講義時間の調整のため、次回で講義録の復習問題をする時間を取るそうだ、
 なお、講師は基本的に商法については過去問中心の学習法を推奨されており、講義録は読み込む程度でよいとのことである。(但し反復5回以上)
 それでは、暗記項目が多かった今回の講義の中で、ひときわ私の心の琴線をくすぐった内容と、その講義内容からの私の思い出を述べたいと思う。内容的にはあまり期待しないで欲しい。

 会社は自己資金を得るため株式を発行し資金を調達する、これは自己資本に当たり、社債のように債務ではないので返済の義務はない。そして、

 会社は新株予約権を発行することが出来る。
 (旧商法280条の20第1項/新会社法2条21号)

 これは、ある人に対して自社の株を新しく発行、ないしは会社が保有する自社の発行済みの株を渡すことを予定することであり、その予定される人にとっては権利であるといえる。
 この解説について、講師はドラクエⅢの発売日の思い出を語っておられた。講師はその日
(ドラクエⅢの発売日は昭和63年2月10日だった(Wikipedia参照))
の夜中の2時から並びに行ったら、近隣の学校の子供達が大挙して郊外型デパートに押しかけており、そこにいた子供達が結果的に店が開くのが10時だから全て学校をさぼることになったはずだと述懐されていた。
 その上、当時講師はそれが親にばれて、ドラクエⅢを封印されている間に友人達が次々とクリアし、涙をのんだという私にとっては身につまされるお話をされていた。(先生お気の毒でした・・・・)
 私もドラクエⅢファミコン版発売日は平日のため買うことが出来ず、確か発売日の夜中の4時から、あるディスカウントショップ(その店はもう無い)の前に並んで、販売を確認した後ゲットしたのを覚えている。
(2月11日は祝日だったため、当時会社に勤めたばかりの私も休日であった。)
 そして、私の並んでいた店では発行されなかったが、講師の並んだ店では朝になってから店の人が整理券を配ったそうだ。新株予約権とはそのドラクエⅢを手に入れることが出来る権利のような物で、整理券に当たる物が新株予約権証券であると講義では語られた。
 余談ではあるが、後日その発売時に際する過熱ぶりはドラクエ騒動と呼ばれ、当時社会問題となり、上級生が下級生のドラクエを強奪する(俗な言葉でカツアゲと呼ぶ)というすさまじい事態も起こってしまったと記憶している。
 さて、新株予約権がの行使が、講師の経験したドラクエⅢの購入の方法と同じであるという理由はもう一つ挙げられる。それは以下の条文を参照する。
 
 新株予約証券が発行されている場合、新株予約権を行使する者は、請求書に新株予約権証券を添付して会社に提出し、かつ、新株予約権の行使に際して振り込みをするべき金額の払込みをする必要がある。
(旧商法280条の37第1項本文/新会社法280条2項、同281条1項)

 つまり、ドラクエⅢの販売予約券を持っていた子供は、その券と引き替えにお店でお金を払ってドラクエⅢを手に入れることが出来る。手順及び内容はとても似通っている。当時入荷数に対して購入者の数が多くその場の全ての人たちに行き渡るのが不可能だったため、整理券で販売する人数を限定したドラクエⅢの販売におけるエピソードと、新株予約権の発行及びその権利の行使に関する対比は、今までの講義中の講師のおもしろい例えの数々の中でトップクラスに入るだろうと思っている。
 (おそらく民法の意思表示のところで出た、ドラえもんの登場人物を使った説明と双璧を為すと思う。)

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コメント

はじめまして、ドラクエ騒動の時は、ちょうど中学入った頃です。周りはやってましたが、流行に乗らず冷めた中学生活でした。その頃は、部活のほうが楽しかったというのもあますが、しかし、頭に残る授業ですね。

投稿: ヒロりん | 2006年4月 5日 (水) 15時28分

ヒロりんさん初めまして、ようこそお越し下さいました。先生の講義の受講者の方ですね。今後ともよろしくごひいきの程お願いいたします。

追伸:例の本、私もゲットしました。確かに薄いですね。その気になれば1時間ぐらいで全部読めそうですよ。

投稿: タカくん | 2006年4月 5日 (水) 21時13分

ゲーム関連の経験はありませんが、ドラクエⅢ覚えていますよ。

まったく株式やら商法とはずれたくだらない思い出があります。
あの発売初日の様子は、あまりの人の多さでニュースでも報道されていました。
ほぉーっと思ってみていると・・・
初恋の彼が長蛇の列に並んでいる様が画面に映っったのでした・・・
食事中だった私の手元がピタリ止まったこと、今でも鮮明に覚えています。

で?って感じですが、まぁ読み流してください。思い出したので書かせていただきました。

ではでは!

投稿: 若葉 | 2006年4月 7日 (金) 15時58分

 若葉さん、こんばんはです。京都にお引越しされたのですか。風情があっていいですね。京都といえば、湯豆腐に生八橋に懐石料理、(食い物がらみ)太秦の映画村(特撮がらみ)私にとっては魅惑のファンタジーです。
 ちなみに京都へは年に1、2回所要で行く事があります。
(観光がらみではないほうが多いのですが。)
 世間は広い様で狭いので、もしかしたらどこかですれ違うかもですね。その節は私とわかっても石を投げないで下さい。(笑)
 それではお休みです。

投稿: タカくん | 2006年4月 8日 (土) 01時09分

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