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2006年4月

2006年4月29日 (土)

合格講座(憲法5)

 諸事情により(詳しくは前の投稿にて)、今から昨日に講義を受けた合格講座の件について投稿する。

 今回は憲法五回目という事で、統治の分野に入る。統治とは憲法の立法趣旨である、国民の攻撃力を上げ(人権規定)、国の攻撃力をそぐ(国民の防御力アップ)という観点からすれば、統治の分野は国の攻撃力を下げるための規定であることになる(講師談)
 さて、その内容としては機構面として権力分立(具体的には三権分立)、国民主権の側面があるが、これは人権面としての前者は自由権、後者は参政権と表裏一体をなす物であるといえる。
 さて、少し話の内容を変えるが、今年からの行政書士試験においては、より一層立法趣旨理解を問う問題が多くなるとのことは今まで口を酸っぱくして述べてきたことであるが、それは今回の講義での講師の細かい内容についての講義に現れる。
 具体的には国民主権の立法趣旨と、それから導き出される根本的考え方を理解しておかないと憲法では得点維持が不可能であろうと講師は断ずる。

 その具体的内容を下記に記す。

 国民主権とは、国家権力は国民の意思から発すべきだという建前・理念を意味する。
 ただ、そしたら国民が直接政治に参加できるのかというとそうではない。つまり国民主権とは国家権力の正当性が国民の意思にある事を指して「国民主権」と称するのだとは言われている。これを正当性の契機といい。通説ではこれを採用している。
 では、それでは国民が一旦選んでしまった国家権力には何も言えないのかというとそうではなく、国民には例外的に憲法改正・裁判官の国民審査・地方特別法に対する住民投票制度により直接国民自身の手で政治的決定を行う事が出来る権利を持つ。これ権力的契機という。
 これらの内容から国民主権の意味としては、正当性の契機と権力的契機二つの側面があり、正当性の契機は間接民主制を導き出し、権力的契機は直接民主制を導き出すという。そして現在の日本国憲法は原則正当性の契機によって導き出される間接民主制を採用している。

 さてここで問題である。講師がブログや講義で問いかけたものをそのまま記す。

 1・国会議員の解職請求を国民投票で行うことは合憲であるか、違憲であるか。

 2・重要な政治上の政策問題に関して、国民投票でその是非を問うことは合憲であるか、違憲であるか。

 答えは両方とも違憲である。答えは一発で出る。国民投票=直接民主制、憲法の規定=間接民主制、故に憲法に趣旨に違反するので違憲。ただしこれだけでは今年からの行政書士試験の全般において(特に憲法が顕著であるということであるが)得点確保は難しい。今年からは、ではなぜ間接民主制にしなければいけないのかをより深く問いかける問題が頻発すると講師はおっしゃる。確かに憲法に書いてあるからと言うのはその答えの中の一つである(憲法前文と43条)が、それと、日本の人口1億人あまりが霞ヶ関に集まれるかどうか、又国民が直接政治的決定を出来る場合にカリスマ的な独裁権を振るう人物があらわれ、彼を国民全部が支持したらどうなるのかというあと2つの側面があるといわれることを覚えておかないといけないのである。

 追伸:講師は講義後半の過去問演習の中で、今年からの行政書士試験においては、アドバンテージを取るとすれば、通説の内容も理解していた方がよいとおっしゃっている。判例と通説は意見が一致していない場合もある。二つを覚える事になる場合も存在するのである。 

 またまた追伸
  これは、例によってある団体の事務室でパソコンを借用して投稿した物です。今日は朝から野暮用でその団体の事務所に居座り、昼から夕方まで事務所の留守番をすることになっている。勿論、私にとってはパソコン以外遊ぶ物がないこの事務所では勉強がはかどることであろう。 眠くならなければ・・・・

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2006年4月28日 (金)

すみません・・・ (ちょっと自己反省)

 本来は、今日合格講座憲法の5回目を投稿するところでしたが、今日買ったおもちゃの改良をしていて気が付いたら次の日(29日)の午前2時・・・
 (ですから、この投稿そのものは上記の時間に投稿しました (V)o¥o(V)  )
 明日の朝(厳密には今朝)早く起きないといけないので講義の話は明日投稿します・・・
 (今回の講義も、めくるめくマニアックな話ばかりでした・・・ 先生。がんばって解説はしっかりと聞かせていただきましたよ~)
 
 サボっちゃいましてすみません。 <(_ _)>

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2006年4月25日 (火)

合格講座(憲法4)

 今日は合格講座の憲法4回目、人権規定の最終回である。内容的には社会権、教育権、労働基本権、人身の自由、参政権、受益権と大まかに分かれる。各々重要判例等があるのだが、大事なことは今年からは憲法においては、条文上で見受けられる内容や判例の解釈だけではなく、通説(学者さん達が一般的に支持している解釈)まで理解を要求されることと、条文の丸暗記だけではなくその趣旨まで理解したうえで解く問題が殆どであることを忘れてはいけない。
 前者の件については憲法31条の解釈がある。
 憲法31条においては下記のとおりの文言である。

 日本国憲法 第31条:
  何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。

 条文上の解釈においては、31条の意味するところは人をブタ箱にぶち込むときには法律で定められた手続が要ると書いているだけである。しかしながら、それでは法律で定められていたら手続の内容および刑罰の内容やそれらの適用がむちゃくちゃでもいいのかと言う理論がある。
 そこで通説としては、31条の意味するところは、手続が法定されているだけではなく、その手続の適正も求め、さらには刑罰も法定され、その内容も適正でなければならないという面まで要求していると言うことである。
(これを罪刑法定主義と言う)この理論は、よくよく考えれば納得なのであるが、条文や判例の丸暗記だけでは対処できない通説は条文の文言と区別すべき問題である。

 次に後者の件においては、2003年のある問題がその最たるものである。問題文が長いので内容は割愛するが、この問題は条文を覚えていないと解けないように思わせておいて、実はある単語の適用主旨を理解しているかどうかを問いかける問題だったのである。
(過去問 2003年度問5参照)
 補償と賠償この二つの単語がいかなる主旨において適用されているかを理解していれば、条文丸暗記でなくても答えは出せると講師はおっしゃっていた。 上記問題は憲法の問題であるが、行政法で学ぶ国家賠償法と損失補償、この二つはともにお上に対して
「金をくれよー」
と言っているのであるが、その請求の内容及び主旨には大きな隔たりがある事を理解しなければ、上記の問題も足元をすくわれて不正解である。
 憲法においては刑事補償請求権(40条)と国家賠償請求権(17条)がなぜ補償と賠償なのかを理解していないとアウトである。憲法において現在の試験委員が留任されるとすると、そこを突いた問題を出して来る。条文丸暗記も限界がある。本試験において条文の文言中の補償と賠償の文言を入れ替えられたら・・・ 果たして太刀打ちできるであろうか。

追伸 「補償」は国又は地方公共団体の公務員の適法な行為によって特定の個人が受けた損害に対して請求するもの。「賠償」は前記公務員の不法な行為によって特定の個人が受けた損害に対して請求するものである。
(ただしこれは行政法的考え方である。) 

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2006年4月21日 (金)

合格講座(憲法3)

 今日で合格講座の憲法も3回目である。現在憲法は合格講座においては2ターン目に入っていることは憲法の1回目の投稿で述べたが、現在本試験まで6ヶ月の状態であり、講師としてもそろそろ本試験の内容を意識した講義を行っている。その最たる物がテキストの内容解説時間の圧縮と、それによって残った時間を使っての重要過去問の演習である。憲法において、問題作成を担当する某日本の最高学府の教授は2000年度以降段階的に問題レベルを上げ、2005年においては、彼の本気の一端を出した事は前回の投稿で述べた。新課程試験第1回の今回は合格率を下げない程度に全力を出してもいいとのお墨付きを得て、より内容の理解度を問う問題を出してくるのだ。
 ここまで書いていて少し反省しているのは、憲法に入ってからは、基本的に今日習ったことを書くようにしていた今までの投稿と異なり、愚痴ばかりが列挙されている情けない内容になっている。故に今回は今日の学習内容について講師の話された試験対策を絡めた内容にすることにしようと心に決めた。

 今日の内容は2日目の講義で行った、表現の自由に対する規制と、経済的自由権の話である。
 表現の自由についての規制については、一番問題となるのは検閲の問題である。検閲とはいかなる場合に検閲となりうるのか。その構成要件を全て理解していないと、ただ単にこの判例においての事案は検閲ではないとだけ覚えていると、それではなぜこの事案が検閲でないといえるのかと問いかける問題が来たらお手上げである。今後の行政書士試験はそのような、なぜ検閲ではないのか?という問いかけの問題が殆どになると講師はおっしゃっている。
 次に経済的自由権については、主に居住移転の自由(旅行の自由を含む)、職業選択の自由、財産権の3つに分かれる。この3つについても公共の福祉の名において、法律やその根拠に基づく行政手段により一定の制限を受けることは言うまでもない。これらの内容についての判例も、今までは主語と述語(○○については合憲(違憲)である)だけを覚えていればよかったが、今年からはその判例が示されるに至った理由を述べよというものや、その判旨に至った理由について以下の選択肢から正しい物を選べと言う内容になるのだと講師はおっしゃる。たとえば有名な判例「公衆浴場距離制限事件」についてその問題パターンを考えて見る。

 この判例は、公衆浴場法(と言う法律がある)の中に公衆浴場(いわゆる銭湯)同士の距離制限(○○メートル以内になってはいけない)があるのは、憲法22条1項の職業選択の自由に反しないかと言うことだった。
(距離制限があると、銭湯を経営したいと思っている人は自由に作れないから、職業選択の自由を侵しているのでは無いかという理論である。)

 最高裁の判旨は以下の通り
 判旨:公衆浴場の距離制限規定は、保健衛生の確保と自家風呂を持たない国民にとって必要不可欠な厚生施設の確保という消極・積極二つの目的を有する。距離制限規定は、このような目的を達成するための必要かつ合理的な範囲の手段である。したがって、22条1項に反しない。

 さて、問題だが、下記のようなものはどうであろうか?
 
 公衆浴場の距離制限規定は、その目的が必要かつ合理的な範囲の手段であるから、その手段に於いて積極的に規制していると言えるが、著しく不合理であることが明白ではないことから合憲である。

 私が作ったつたない問題なので、日々猛勉強されている方には馬鹿にされるだろうが、この内容で引っかかっているようでは合格はおぼつかないのだ。判旨をよく読んでいただきたい。
 ただ、当然これより高いレベルとなる本試験において、前にも述べたとは思うが、引っかからないという自信は私にはもちろんない。

追伸:今日帰りによく一緒に最寄り駅までご一緒するある受講生の方に、くだんの某日本の最高学府の教授は、もし、その教授を必殺仕事人として、我々受験生を殺されるターゲットとした場合にはキャラ的には中村主水であろうということをお話しし、その理由を述べたら至極納得していただいた。
(理由がなぜか解らない方は、中村主水のターゲットの殺し方を考えていただければご理解いただけると思う。)
 しかし、我々は殺される(試験に落ちる)訳にはいかないので、何とか生き残っていきたい(試験に合格したい)
物である。

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2006年4月18日 (火)

合格講座(憲法2)

 さて、今日は合格講座憲法の2回目人権規定の詳細であるが、いわゆる人権規定という物は憲法14条以下に規定があるのだが、それは憲法制定当時で問題とされた物であって、現代においてはその規定にない物も現れている。さて、それはどうなるのか? 憲法に規定されていないから無視なのか? そうではない。憲法13条に於いてこう記されている。

 憲法第13条 
 全て国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他国政の上で、最大の尊重を必要とする。

 もし規定にないからと言って無視して、公共の福祉に反せず人権が侵害されるとなると、全て国民は、個人として尊重されていないことになり、憲法13条に反する。
故に、人権については明文の規定にあるものについてはもちろんのこと、明文にない物についても憲法13条に照らして判断するのである。

 突然話は変わるが、行政書士試験の憲法では判例の丸暗記は必要かと言われれば、今や「NO」と言わざるを得ない。確かに重要判例の判旨の理解は必要であるが、丸暗記したからと言ってそのまま判例の内容の正誤を解くような問題は、1999年以降無くなった。そして2000年度以降の憲法の問題の中で最高レベルに達する問題内容はこうである。

 まず、判例をドカドカっと載せる。続いて長々と文章の続く選択肢を用意する。ではこの中で判旨に添う(または添わない)物はどれか。
 と来るわけである。
 2004年度の問4がその例である。これはもちろん2005年の試験で最高裁判例の補足意見の内容を問題とした方が出した問題だが、この時はまだこれでも本気ではなかったのである。
 過去問題集をお持ちの方はご覧になれば解るのだが、判例文抜粋約500文字前後、選択肢各100文字前後
どこにも直接判例の結論をダイレクトに書いたところもなければ、選択肢もダイレクトに論点を書いた物はない。おまけに一見しただけでは何の判例か解らない。これはすなわち、文章の内容から見て何の判例か考える。その判旨を思い出す。それに導くに至った内容を思い出す。内容に添う(または添わない)物を探し出す。と言う手順で解くべき問題なのだ。
 つまり、一見判例問題でありながら、判断基準として国語の読解力を要求されているというとんでもない内容である。だから2005年は最高裁判例の補足意見を問題文とすることによって、司法試験課以外誰もそんなことまで勉強していないので、基本的に文章理解のテクニックのみで解かなければならないという超マニアック問題と化したのである。
 その方が今年も試験委員をされるとなると、またぞろこれをやられるというのが目に見えている。
 まったくもって、やりきれない話だが、合わさざるを得ないだろう。

 追伸:だからと言ってマニアックな話を勉強しては自滅である。テキスト、過去問、法学検定3級を土台にして、基礎を固めておくのが先決である。

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2006年4月14日 (金)

合格講座(憲法1)

 さていよいよ、待ちに待った合格講座憲法の講義2ターン目が開講である。民法より今回の合格講座に参加した私にとっては、主要三法の一つである憲法は重要な講義である。講師も冒頭や講義中に、
 「今回新課程第1回目の憲法は今までとは格が違います。」
とおっしゃっている。
 でも私のすかすかの脳細胞は、あまりにも細かい話に拒否反応を示し、主の私の気合いもそっちのけで、一時停止をした。(名探偵エルキュール・ポワロの灰色の脳細胞のような結構な物ではないから仕方がないが。)
反省である。

 さてそんな憲法だが、2000年までの行政書士試験であれば憲法は満点取って当たり前、条文の丸暗記で対処可能であった。2000年に試験委員が行政書士資格者である実務家レベルから、有名大学法科大学院の教授に代わったとたん、条文の中身を問う傾向に変わった。それでもその教授はまだ本気を出してはいなかった。翌年より新課程に移行する事が発表された2005年度試験において、ついにその教授は問題レベルを急激に上昇させた。
 条文判例丸暗記の人を落とす超マニアック問題により、憲法は満点を取る物だという神話に近い内容を信じていた人はことごとく玉砕した。そして、今回2006年度はその教授が試験委員を続投するなら、フルパワーに近い状態で我々に向かってくるのである。
 彼は学者である。法理論は研究しても、行政書士の実務などやったことはない。また彼は日本の最高学府と言われた大学の、憲法研究の神様と言われた方のお弟子さんである。そんなお方の繰り出すRPGのラスボス、桃太郎電鉄のギーガボンビーのような情け容赦のない超マニアック問題は我々の驚異となるだろう。
 ただ、彼も雇われている試験委員であり、合格率を0%にするわけには行かないので、単なるラスボスや、リセットキャラである。故に攻略法は存在する。ゲーム同様我々の試験に対するレベルを上げればよい。地道に基礎理解。丸暗記ではない立法趣旨理解。これが憲法で失点しない(満点は取れない。)方法であると講師はおっしゃる。

 講義中に憲法の判例問題についての傾向と対策を教えて頂いた。行数の都合があるので、一番短い判例問題について講師の言われた内容を記載しておこう。

 塩見訴訟(最高裁判例 平成元年三月二日)
 争点:定住外国人に障害福祉年金受給権は認められるか
 判旨:社会保障上の施策において在留外国人をどのように処遇するかについては、特別の条約のない限り、立法府の裁量の範囲内に属する。

 1999年以前の問題なら、判旨の結論がそのまま、正誤の判断の基準となっているが、今後は、このような選択肢となるであろうとのことである。

 社会保障上の施策において在留外国人をどのように処遇するかについては、すべて立法府の裁量の範囲内に属すると言うのが最高裁判所の判例である。

 さて、どうであろうか? あの試験の中での緊張状態でこのトラップに引っかからないという自信は今の私にはない。

 追伸:本文とは全然関係ない話だが、またまた変なところからトラックバックが来たので、どこかなと思っていたら、以前Winnyについて投稿した記事に、検索エンジンのサイトが、「国税 画像 流出」のキーワードで19件中16位(あまりメジャーな順位ではないが)にランクインしたと言うことで記事にトラックバックして来たようだった。
 未だにあのエロ元国税調査官君の件で調べているやつがいるのかと思うと、彼の親戚の方はいたたまれないだろうなと思う。(出身大学も氏名もさらされている・・・)

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2006年4月13日 (木)

個人情報保護士

 今日は、懇意にしているmadam-yさんのご質問の個人情報保護士について投稿しようと思う。その前に、ちょっとした前フリをひとつ。
 実は、この内容を記事として投稿することは私の心の中でちょっとした葛藤があった。しょうもない事なのだが、このブログは行政書士を目指すためのブログであるという暗黙の了解があって、
(タイトルの○○○の中には「行」「政」「書」がそれぞれ入る)
 やはり、行政書士以外の資格のことについては書くべきではないのかなという考えもある。性格的に余り複数の物事について平行的に処理できない性格なので、どっちつかずになるからだ。
 でも、○○○なのだから「士」とつく資格なら何でも記事にしてOKという行政法的なファジーな考え方もある。今回は敢て後者の考え方にたって投稿する。
(もちろんオタク話や遊びの話題は資格とは関係ないが、それはいわゆる閑話休題ということでご容赦願いたい。)

 さて、個人情報保護士、あまり聞きなれない資格である。それもそのはず、この資格は個人情報保護法の施行とともに創設された比較的新しい資格であるからだ。今年の3月に個人情報保護士認定試験の過去問(この試験は年2回の予定で開催されるようだ。)が発売されており、とある事情でこれを購入した。その冒頭に書かれている内容をそのまま下記に抜粋する。

「個人情報保護士」とは・・・・・・?
 財団法人全日本情報学習振興協会(以下「協会」)認定の資格。「個人情報」の概念、取り扱い方、保護対策などを体系的に理解していることを認定するもので、総務や販売、情報セキュリティ関連の業務に携わる人を中心に注目されている資格です。

また、文中に記載されている、
財団法人全日本情報学習振興協会

URL http://www.joho-gakushu.or.jp/

に詳しい認定試験の内容が書かれている。

 私は知らなかったのだが、この財団法人全日本情報学習振興協会はパソコン検定の関係をやっていたところで、もしかしたら、お世話になっていたかもしれない。(一時期シスアドの資格でも取ろうかと考えたこともあったので)
 つまりこの資格は、個人情報の保護についてどれだけの知識を持っているかと言う、いわゆる実務即応型の資格である。であるので、またまた問題集の冒頭の内容から抜粋するが、

どんな人が受験している?
 受験者のうち最も多いのは一般ビジネスマンですが、会社役員や公務員、行政書士、社会保険労務士と言った方々もチャレンジしています(以下省略)

主に企業の法務・総務担当の職責を受ける方々が自らの自己啓発もかねて受験されているようだ、認定試験としての難易度はどうなのかわからないが、行政書士開業者の方もご受験されていることから見て、いずれは取得してみたい資格ではある。

追伸:ヒロりんさん、私に成り代わり、madam-yさんのところに前フリの書き込みをしてくださってありがとうございました。この場を借りましてお礼申し上げます。それと、個人情報保護士を受験されるとの事。かんばって下さい。
(私は行政書士試験に受かってから、ないしは受かれる段階になってから受験を考えます。)

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2006年4月11日 (火)

合格講座(商法・基礎法学5)

 今日は、合格講座講義1周目の最後を飾る商法・基礎法学の5回目復習回である。私を含む去年の行政書士試験受験者は別だが、今回より受験を目指される方で、早めの準備をされた方は、10月の始めより合格講座は開講していたため、今日ですべての講義が終了することになる。私としては、今週の金曜日からいよいよ残す主要3法の最後の1つ憲法が控えている。
 残念なことだが自然とそのことのほうに目が行き、どうしても商法、基礎法学は行・民・憲を固めてからという関係上ブログでも、具体的な内容については殆ど触れなかった。重要視していないからである。
 また、どちらも詳しく勉強すればするほど深みにはまるので、それはあまりよくない。となれば、6月の末より始まる答練までに2週間ほどかけて、過去問重視で学習すればいいだけの話であると考える。
 主要3法の破綻は、即行政書士試験の不合格を招く。特に今年は新課程の試験第1回めだ、傾向と対策は本当のところは誰も判らない。判らないなら基礎を固める。主要3法を押さえる。それしか無いのではないか。

追伸 今日は講義の後半で、講師が本年度試験の傾向と対策を述べられていた。今まで講義でおっしゃられたことを総括されたのだが、基本的には法令はテキスト、過去問、答練、模試の4点セットとオプション法検3級行政コース、ゴージャスオプションですさまじく時間があれば、国Ⅱ主要3法の問題集。一般教養は関連法令として行政書士法関連の一般知識、何を出すか判らないが社会科学分野の一般知識、個人情報保護法関連の一般知識、文章理解には国Ⅱの問題集で対応といったところであろうとのことである。

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2006年4月10日 (月)

梅田散策2

 さて、続きである。

 先述のジョイポリスの中に入った私とEさんは、私の意見でアトラクションをいくつか楽しもうと言うことになり、チケットを買うことになった、さすがに食事をするまでの1時間ほどの間で(時刻は11時20分頃)フリーチケットは高すぎるなーと思っていたら、目に入ったのが、梅田スカイビルの空中庭園展望台への入場券とアトラクション3回分のチケットがセットで1700円というジョイセット3と言うお得チケットがあった、梅田スカイビルは、HEPファイブとは梅田のJR貨物基地を挟んで西側にある40階建て地上172メートルのすさまじく高いビルだ。私は、
 「食事終わったら、ヨドバシ(ヨドバシカメラ梅田)にちょっと寄ってから行ってみてもいいなぁ。」
と切り出し、Eさんもそれでいいと言うことになり、ジョイセット3をEさんのおごりで購入した。
 (Eさん。重ね重ねありがとうございます。 m(_ _)m 私が無理とに誘ったのに。)
 アトラクションは、小規模な割に結構おもしろかった、特にハンググライダーを操縦して順位を競うというゲームは、慣れないこともあり、ライフポイント切れで途中リタイアしてしまった。むちゃくちゃ悔しいので、今度リベンジである。
 (後で計算すると、アトラクションの一回分が600円、梅田スカイビルの空中庭園が入場料700円だから、
 600×3+700=2500で、2500-1700で800円お得である。やはり購入の際はじっくりと吟味してみる物である。)
 さて、アトラクションを楽しみ、ジョイポリスを後にした私とEさんは、阪急三番街のB2Fで食事をし、ヨドバシカメラへと向かった。ヨドバシカメラは、色々見て回っただけなので省略する。ただ、Eさんはヨドバシカメラ梅田は初めてで、その店舗の大きさにびっくりしていたようであった。
 ヨドバシカメラ北側にあるJR梅田の貨物基地の下を通る長いトンネルを抜けて、梅田スカイビルの空中庭園展望台へと向かった。この空中庭園展望台は、40階建てのビルが2棟並んで立っている上に橋を渡すようにのせられている。ビルの3階から専用エレベータに乗車し一気に地上より140メーター(35階部分)まで上昇し、そこから専用のエスカレーターで向かうのだ。

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左端より、専用エスカレーター登り専用出発点、上昇途中の景色左側、同右側である。

 梅田スカイビル空中庭園展望台は三層構造になっていた、最下部は土産物屋、中層部は屋内からの景色を楽しめるようになっていて、試しに東側を見たら、さっき乗った大観覧車がかなり遠方に小さく見えた。
(高低差が50メートル以上違うので当然であろう。)

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大きめの写真を用意しています。画像をクリックしてください。大観覧車は画面右端の赤いやつです。

 大観覧車からここまでかなりの距離を歩いたので、ちょっと休憩と言うことで、ドリンクバーのようなところで、ちょっとお茶を飲み休憩。しばらくしてから、いよいよ最上階へ。
 階段を上がり屋外に出る。地上172メートルの素晴らしい眺望。天気がよければ、もっとよかったのに。

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 さっき下の階で取った方向と同じ方向(少し右にずらし、ズームアップました。)同じく大きな写真を用意しています。


 しばらく、二人で世間話をしながらぼーっとして春の陽気を楽しんでいると、心なしか風が少し冷たくなった様子。そろそろ帰ろうと言うことになり階下に戻り下りのエスカレーター、エレベーターと乗り継ぎ、ビルの1階に降り立った私とEさんは神戸への帰路に就いたのであった。

おまけ

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下りのエレベーター
(途中でこけてしまったら・・・ (>_<))

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地上にある広場部分から上を撮影・・・ 高い・・・

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梅田散策

 昨日、知人のEさんと久しぶりに梅田まで出かけた。目的は梅田HEPファイブの建物の中にある大観覧車に乗って景色を楽しむというのが主目的であった。私は以前この観覧車には乗ったことがあるのだが、職場が神戸にあるEさんは初めて乗るのだそうだ。
 HEPファイブの大観覧車は地上9階建てのHEPファイブの8階部分に基礎を造り、その直径は75メートル、最上部の地上高は106メートルに達する。(つまり、8階部分までは31メートルな訳だが)下から見上げてもすさまじく高い。
 開店と同時に観覧車まで直行したため、我々二人が一番乗りであった。チケットを買って、いざゴンドラへ。
 乗り込むと同時に係の人がドアを閉め、いざ空中へ。
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 どんどん上に上がっていくゴンドラ、あまり高いところが好きでない(でも馬鹿であるが)私は、お尻のあたりがもぞもぞしてくる。それに対して、Eさんは平気だそうだ。
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だいぶ上がったところで周りの景色と、下の方をそれぞれ撮影。

 この大観覧車は、快晴であれば西の方に明石海峡大橋が見えるとのことだが、当日は黄砂が中国大陸から来ていたため、視界はそれほどよくはなかったのが残念であった。
 大観覧車は、15分ほどで1周し、私とEさんはフロアへと降り立った。
 予定では、この後阪急三番街かヨドバシカメラ梅田の8階で食事をすることに決めていたのだが、HEPファイブの建物の中を歩いているときにふと目にとまったのが、セガ・アミュズメントテーマパーク梅田ジョイポリスという施設。おもしろそうだと思ってしまったが最後、無理矢理Eさんを連れて中に入った。(ごめんねEさん。 m(_ _)m)
 そこは、体感型アトラクションとアーケードゲームの宝庫であったが、この予定外の寄り道が、それからの行動に
大きな影響を与えたのであった。
 
 続く・・・ 

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2006年4月 7日 (金)

合格講座(商法・基礎法学4)

 今日は合格講座、商法・基礎法学の4回目今回から基礎法学である。
 (しかしカリキュラム上は今回1回のみである。)

 そもそも基礎法学というのは、全ての法令に対する基礎になる考え方であり、考えようによっては本来行政書士試験には出ない法令である刑法・民事訴訟法・刑事訴訟法等の内容をからめた問題が出される。これはもはや無差別格闘であり、いちいち試験で内容を問われない法令に対する対処はしていられない。
 講師の基本的なスタンスは、
 「解けなくても、基本的には合否に影響しない。(但し憲・民・行主要3法を確実に抑えていればである)解ければアドバンテージ有なので、過去問中心判らなければテキストへの勉強法で基礎的な内容は理解しよう、深入りは商法と同じかそれ以上に危険。」
である。
 私は経済学部出身なので、法学に関しては一般教養課程でチョロッと講義を受けたぐらいである。経済学部の学生で言うなら、経済原論と経済史と経済政策をミックスしているような基礎法学はあまり得意ではない。
(もちろん、それでは経済学についてはOKかといわれても、大学を卒業して早19年目。社会に直接必要のない上記の学問の内容はすっぱり頭の中から抜けてしまったので、大して変わりはないのである。)
 いまだに、拡張解釈と縮小解釈と類推解釈ともちろん解釈と反対解釈この5つが頭の中でぐるぐるめぐって、

 \(゜ロ\)ココハドコ? (/ロ゜)/アタシハダアレ?
 (V)o¥o(V) ワタシオテアゲ

 のていたらくである。(これでも去年は一応それなりの勉強はしたと思う。)
 さて、商法基礎法学は来週の火曜日で終了、次はいよいよ憲法2ターン目だ。私は民法より合格講座に参加したので、今回の憲法が初めての講義となる。講義は全8回、約1ヵ月後に主要3法の講義受講は終了する。6月に控える「総合答練」まで憲・民・行の主要3法を完璧近くまで押さえ込み、商法・基礎法学・地方自治法については守りの体制で進む事にする事にしよう。但し優先順位は行・民・憲である。

追伸:今日は例によって、ある団体の事務所にて投稿している。もちろん深夜にて誰も居ない。明日は4時半起だ・・・ 早く寝なければ・・・ 投稿時間は変えてあるが、現在本当はAM1時前・・・

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2006年4月 4日 (火)

合格講座(商法・基礎法学3)

 今日は、合格講座、商法・基礎法学の3回目株式会社の組織が講義内容であった。今回で商法は終了し、次回は基礎法学の講義になる予定だったが、残り2回分の講義の内容に対する講師のスタンスから講義時間の調整のため、次回で講義録の復習問題をする時間を取るそうだ、
 なお、講師は基本的に商法については過去問中心の学習法を推奨されており、講義録は読み込む程度でよいとのことである。(但し反復5回以上)
 それでは、暗記項目が多かった今回の講義の中で、ひときわ私の心の琴線をくすぐった内容と、その講義内容からの私の思い出を述べたいと思う。内容的にはあまり期待しないで欲しい。

 会社は自己資金を得るため株式を発行し資金を調達する、これは自己資本に当たり、社債のように債務ではないので返済の義務はない。そして、

 会社は新株予約権を発行することが出来る。
 (旧商法280条の20第1項/新会社法2条21号)

 これは、ある人に対して自社の株を新しく発行、ないしは会社が保有する自社の発行済みの株を渡すことを予定することであり、その予定される人にとっては権利であるといえる。
 この解説について、講師はドラクエⅢの発売日の思い出を語っておられた。講師はその日
(ドラクエⅢの発売日は昭和63年2月10日だった(Wikipedia参照))
の夜中の2時から並びに行ったら、近隣の学校の子供達が大挙して郊外型デパートに押しかけており、そこにいた子供達が結果的に店が開くのが10時だから全て学校をさぼることになったはずだと述懐されていた。
 その上、当時講師はそれが親にばれて、ドラクエⅢを封印されている間に友人達が次々とクリアし、涙をのんだという私にとっては身につまされるお話をされていた。(先生お気の毒でした・・・・)
 私もドラクエⅢファミコン版発売日は平日のため買うことが出来ず、確か発売日の夜中の4時から、あるディスカウントショップ(その店はもう無い)の前に並んで、販売を確認した後ゲットしたのを覚えている。
(2月11日は祝日だったため、当時会社に勤めたばかりの私も休日であった。)
 そして、私の並んでいた店では発行されなかったが、講師の並んだ店では朝になってから店の人が整理券を配ったそうだ。新株予約権とはそのドラクエⅢを手に入れることが出来る権利のような物で、整理券に当たる物が新株予約権証券であると講義では語られた。
 余談ではあるが、後日その発売時に際する過熱ぶりはドラクエ騒動と呼ばれ、当時社会問題となり、上級生が下級生のドラクエを強奪する(俗な言葉でカツアゲと呼ぶ)というすさまじい事態も起こってしまったと記憶している。
 さて、新株予約権がの行使が、講師の経験したドラクエⅢの購入の方法と同じであるという理由はもう一つ挙げられる。それは以下の条文を参照する。
 
 新株予約証券が発行されている場合、新株予約権を行使する者は、請求書に新株予約権証券を添付して会社に提出し、かつ、新株予約権の行使に際して振り込みをするべき金額の払込みをする必要がある。
(旧商法280条の37第1項本文/新会社法280条2項、同281条1項)

 つまり、ドラクエⅢの販売予約券を持っていた子供は、その券と引き替えにお店でお金を払ってドラクエⅢを手に入れることが出来る。手順及び内容はとても似通っている。当時入荷数に対して購入者の数が多くその場の全ての人たちに行き渡るのが不可能だったため、整理券で販売する人数を限定したドラクエⅢの販売におけるエピソードと、新株予約権の発行及びその権利の行使に関する対比は、今までの講義中の講師のおもしろい例えの数々の中でトップクラスに入るだろうと思っている。
 (おそらく民法の意思表示のところで出た、ドラえもんの登場人物を使った説明と双璧を為すと思う。)

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2006年4月 2日 (日)

超オタク話5

 さて、二日連発でオタク話である。
 先日から東映が発表しているが、なんとあのあややこと松浦亜弥が18年ぶりの映画化となる「スケバン刑事(でか)」の4代目麻宮サキ役に抜擢されたと言う衝撃的な話である。なお、あくまでもまだ非公式ではあるが、サキの母親役を初代サキを務めた斉藤由貴、サキの通う学校の先生役に二代目サキを務めた南野陽子、サキの利用する情報屋役に三代目サキを務めた浅香唯がそれぞれキャスティングされるらしい。それにしても斉藤由貴が母親役とは時代も変わった物である。また4代目サキのライバルの少女役に元モーニング娘。の石川梨華がばってきされており、これで観客数が増えなかったらどうなるの(個人的にはどうにかして見に行きたい)という超豪華キャスティングである。
 私的にはスケバン刑事はテレビ放送については初代斉藤由貴から三代目浅香唯まで通してみていて、原作も立ち読み程度には見ていた。

 テレビ放送されたスケバン刑事はすさまじかった。
 あの清純派アイドルだった斉藤由貴に不良の格好をさせ、ヨーヨーを武器として持たせ、
(ご存知の方もいると思うがこのヨーヨーは特殊合金製でコンクリートも砕く)
「てめえら 許さでぇ!」(斉藤由貴の滑舌の悪さで「ねぇ」が「でぇ」に聞こえた)
と言わさしめ、続く第二作では当時ミスマガジンでデビューしたばかりの、キャッチフレーズ神戸のお嬢様こと南野陽子に当然のことながらヨーヨーと
(神戸のお嬢様と言うが彼女自身は伊丹市の出身で、神戸のお嬢様と言われた理由は彼女が松蔭女子学院(通称 神戸松蔭)の高等部に在学していたからである。)
「おまんら 許さんぜよ!」
と言う関東地方では放送禁止寸前の高知弁とでの啖呵と、奇妙な鉄仮面をかぶらせると言う設定を、そして究極の第3作では当時新人アイドルだった浅香唯に当然のことながらヨーヨーを持たせ、
(但し三代目は成長させるという設定から、当然の様にヨーヨーを使いこなしていた初代と2代目とは違い、使い方を会得するまでには紆余曲折があった。)
忍び装束をセーラー服の上に装着、アンダーウエアには鎖帷子とこれまたすさまじい設定で登場させ、彼女の出身地の宮崎弁で、
「あんたら 許さんかいね!」と啖呵を切らせた。
 敵については、初代が原作通りに海槌三姉妹(悪の美人三姉妹である)を登場させた以外は後二作とも訳の分からない闇の組織で、妖怪と怪人と変人と奇人を足して4で割ったような敵キャラが続出。敵方に謎の美少年や謎の少女という訳の分からないキャラクターも登場、最後には正体が分かるものの、こいつら何やねんという感じで、ツッコミ入れながらも楽しませていただいたのを懐かしく思い出す。
 また、初代が一人で戦ったのに対し、他二作では仲間(三作目は姉妹という設定だった)がいて一緒に戦った、このことから、かの美少女戦士セーラームーンは、スケバン刑事と戦隊ヒーローシリーズがモチーフになっているのではないかと語られている。
 紙面の都合でこのぐらいにするが、こんどのあやや演じる4代目麻宮サキは先代達よりももっとワイルドかつ凶暴なキャラクターらしい。姫路出身である松浦亜弥の関西(播州)パワーが炸裂と言ったところであろうか。

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2006年4月 1日 (土)

超オタク話4

 先日、懇意にして頂いているmadam-yさんの投稿で、大映テレビ制作の「スチュワーデス物語」関連の内容があったので、その内容についてややオタク的な視点から投稿をさせて頂いた。
 大映テレビは伊藤麻衣子主演の「不良少女と呼ばれて」等の特徴的な作品が多く色々ツッコまさせて頂いたが
(他にもいろいろあるが、当該作品しか思い浮かばなかった)
 そのことについて思いをめぐらせているうちに、ふとその前身である大映の名作(迷作かも)「大魔神」シリーズについてお話ししたくなった。超カルトな作品だがお付き合い願いたい。

 「大魔神」シリーズは制作順に「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」と3作あるが、似たような内容で細かいストーリーを確認しなければどれがどれか区別が付かない。大体からして主役(?)の大魔神自体が水戸黄門の印籠のようなもので、リーサルウエポン(最終兵器)のような扱われ方をされるため、細かなストーリーはどうでもよく、最終的に大魔神が悪い代官たちを成敗して終わるという、お年寄りにもわかりやすい内容であり水戸黄門チックである。
 大魔神及び水戸黄門双方とも勧善懲悪の部類に入るのだがその実行手段はまったく異なる。
(水戸黄門は人的な威光を持って悪人に罰を与えるのに対して、大魔神は天罰のような感覚で悪人に罰を与える。)
 
 そのストーリーの内容だが、ある村に昔から伝わる神像があり、村人は信仰の対象として敬っている。その村を支配する代官(城主の場合もある)はとてもあこぎで無慈悲なやつであり、村人を迫害している。その村には美人の娘がおり、あまりにも代官当の迫害が忍耐の限度を越し爆発寸前になると、その娘が神像に対して救いを請う。すると、その神像は突然立ち上がり、雷鳴と風雨が巻き起こる中手を顔の前にかざして上方に一振りすると、埴輪のような顔であった神像の顔が一転、仁王様のような憤怒の形相に変わり、代官の軍勢を蹂躙する。それはまさに人の力をもってしては到底太刀打ちできない天災のごとき「神罰」である。岩のような硬さであらゆる攻撃を寄せ付けず、神通力を持って湖の水を左右に割り、障害などものともせず代官の元に進み、静かな怒りとともに成敗する。そしてその使命を終えた大魔神は元の神像の姿に戻り、感謝する村人たちの前から姿を消す。平和になった村に祈りをささげた娘の明るい笑い顔が・・・ 
 と言うような感じである。
(もちろん3作とも微妙に設定が異なっているが、基本的な流れは上記のとおりである。)

 この大魔神はユダヤの伝説の巨人ゴーレムをその題材としているのだそうだ。また、ご存知のとおり横浜ベイスターズの佐々木投手のニックネームはこの「大魔神」に由来する。ある意味北斗の拳のケンシロウもこの「大魔神」に雰囲気がよく似ているなとふと感じてみたりもする。
 (大魔神ほど無敵ではないし、やはり「人」であるが・・ しかしながら勧善懲悪と言うイメージは根底に流れている。)

 北斗の拳の投稿のときにも書いたが、この乱れた世紀末の世の中には救世主が必要である。しかしそれはウルトラマンのような神々しいものではなく、憤怒の形相で悪を滅する鬼神不動明王のごとき荒ぶる救世主が求められるのではないかと思う。 

 

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