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2006年3月10日 (金)

合格講座(社会科学3)

 今日は合格講座社会科学の3回目。講義内容は地方財政・国際経済・社会問題の三点であった。
 講義は行政書士の実務に関連するところと、しないところのごった煮で、直接業務に何の関係があるのかわからないGATTとWTOの関係とか、どうでもいいODA、どこが実務に関係するのかわからないが、試験委員の教授が好きなので、よく出る地方財政の問題。(地方財政法という法律が絡むのだからだそうだ。)小泉首相の好きな構造改革の問題(三位一体の改革、構造改革特区。)殆どものの役に立っていない地球温暖化対策のための京都議定書等あまり実務に役立つとは思わない内容から、特許他と著作権
(まとめて知的財産権。ちなみに特許・実用新案・意匠・商標は弁理士の先生方の仕事です。)
インターネットでものを買うときに適用される電子消費者契約法、企業が不正なことをしようとするのを関係方面にチクった(密告した)正義の人(主に内部告発が多いので社員等)を恨んで嫌がらせをするのを保護するための公益者通報制度まで多種雑多な内容であった。
 これだけ多種多様な内容であるので、あまり出そうでないところはささっと、頻出のところは重要論点を特にというメリハリの利いた学習の仕方が必要なのであろう。(出来るかどうかは別として(ただしやらないと・・・))

 まあ、このような内容の中で一番興味を引いたのが知的財産権の話である。当然重要箇所である。
 もともと、知的財産権のうち特許・実用新案・意匠・商標は特許庁の管轄で、これらを総称して産業財産権と言う。産業の発達を図るための権利と言うことで、お金が儲かると言う考え方があったそうだ。
 それに対して著作権は文部科学省(通称 文科省)と文化庁の管轄で文化の発展を目的とするための権利と言うことで、あまりお金が儲からないと言う考え方があったそうだ。
 そのため、弁理士の先生方は、あまり儲からない権利だったら、お金にならないので行政書士にでもやらせてやれと言うわけで行政書士に門戸を開放したそうだ。ところが近年意外と儲かる商売だと判ったらしく惜しがっているそうだ。枝葉末節にとらわれて幹を見ず(合ってたっけ?)と言った感じで、弁理士の先生方はご愁傷様である。
 なお、知的財産権のそれぞれの定義について、またもや講師がすばらしく覚えやすい例を挙げて下さった。下記に記載して今日は終わることにする。

 特許  →例 どこでもドア(発明・開発されれば技術革新が起こる。)
 実用新案→例 唐辛子の入ったビンから楽に唐辛子が出る振り方の角度の考察(日常にあるものの改良や便利に使う工夫)
 意匠  →例 トヨタセルシオのボディデザイン(機能性を追及した「工業的」なデザイン)
 商標  →例 言うまでもなくソニー等のブランド名(説明の必要はないだろう)
 著作権→例 鳥山明作 「ドラゴンボール」(これまた説明の必要はないだろう)
 

 追伸:ちなみに鳥山明はドラゴンボールやアラレちゃんドラゴンクエスト等の著作権で、今や殆ど仕事をしなくても億単位のお金が入ってくるそうだ。20数年前、勤めていたデザイン会社を辞めてぶらぶらしていたところを母親に、
 「おみゃー、遊んどらんで仕事せんきゃ(名古屋弁)」と言われて始めた漫画の仕事がこんなことになるとは・・・
 人生何事も一芸に秀でていると言うことはすばらしいものだと思うしだいである。

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