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2006年1月24日 (火)

合格講座(行政法4)

 今日は合格講座行政法の4回目、前回の続き行政行為の残りと、行政作用の最終奥義、行政上の強制手段いわゆる行政強制が講義の内容である。
 行政強制とは、お上こと行政が言うことを聞かない国民に対してふるう攻撃のことであって、直接斬りかかる物もあれば、呪文のように間接的にダメージを与える物もある。そして攻撃の仕方として、予告してからふるう攻撃もあれば、いきなり何の前触れもなく来る攻撃もある。ただ、いきなり何の前触れもなく来る攻撃はさすがに本当に洒落にならない場合にしか行われない。
 ちなみに、予告してからふるう攻撃例としては代執行がある。攻撃といっては語弊があるのだが、基本的には代執行はお上が国民に対して、
 「何で、俺らの言うとおりにしてくれないんだよ!」
 と怒っている状態から始まる。
 講義中の講師の説明を借りれば、今話題になっている耐震構造偽装事件で違法建築物の所有者である不動産会社の社長に対して、
 「違法な建築物を何で建てたんだよ! すぐに解体せえよ!」
 とお上が怒っているのである。
 でもなかなか解体しない。業を煮やしたお上は不動産会社の社長に
 「早く解体しろ。さもないとこっちから解体しに行くぞ!」
 という。これが曰くイエローカードとも言うべき「戒告書」である。
 でも不動産会社の方はなかなか解体しようとはしない。
 そこで発動するのがレッドカードとも言うべき「代執行令書」である。
 これが発動されたらもう終わりである。
 不動産会社の社長は、違法建築物を有無を言わさず壊されてしまい、
 (もちろん、耐震基準偽装のマンションは人が住んでいるのをそのままつぶさない。退去させてからである。また、代執行はお上本体がすることも出来るが、さすがにお上自身がハンマーを持って壊しに行くわけにはいかないので、解体業者がするのである。)
その解体費用を負担させられる。あわれである。
 このような強力な力故に何の根拠もなしにはふるえない。代執行は行政代執行法という法律に根拠を持つ行政のパワーの一つなのだ。

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コメント

  中々良い例えだね。面白いw

  とにかく今年は豊富な勉強量が必要であることは

  言うまでもない。神の言う通り最低限のことを確実に

  こなしましょう。しかし神も暗中模索なんでしょうね?

  どこまで難しくなるかわからないけど、確実に難しくは

  なるからね。浮気は厳禁だね!崇拝しています!

投稿: 信者 | 2006年1月25日 (水) 00時57分

「信者」さん。おっしゃるとおりですよ。
 神は絶対唯一であるから「神」なのですよ。
 キリスト教でもイスラム教でも「神」は唯一無二の絶対の存在です。 
(ちなみに私は仏教徒です(笑))
 ですから私は唯一絶対の「勉強の神」として先生に教えを請うことに覚悟を固め直しました。理由は素直正直に言われたことをやり続けた人が結果を出したから。それも法令コマンドーではない、極々普通の方だから。
 それだけですよ。

投稿: タカくん | 2006年1月25日 (水) 14時00分

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